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ラストシーンに異議あり!「イン・ザ・ヒーロー」感想

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題名そのまま「ヒーローの中の人」のお話、だけどスーツアクターとスタントマンって業種として一緒のくくりでいいのかな?なんか違う気がするんだけどね。

ストーリーはちょっと前のテレビドラマみたいな王道展開です。特に違和感はなく、意外な展開もない。その分安心して構えずに見てられる。

 

キャストの方々いい仕事してます。

熱く自分の仕事に命を賭ける主人公本庄役の唐沢さん、50歳に見えないよ動きもホント若い、普段からトレーニングしてるんだろうなぁ。

一ノ瀬リョウ役の福士蒼汰くん。クールだけど家族思いの優しい面もある、一ノ瀬リョウを上手く演じてたと思う。

イケイケ関西おばちゃん風の黒谷友香さんもいい意味でリアル、大阪のおばちゃんは十人に一人はあんな感じ、初手いきなりかましてくる。

別れた元嫁役の和久井映見さん44歳なのにまだかわいい!昔大好きでした。

その他の役の方も無難に演じてたし、ちょい役で出てた弘樹と及川光博さんもいい味出してる。二人が出てきた時なぜか笑えてしまう「これって私だけ?」

ハリウッドの大物監督役の人って本物の映画監督なんだってね。演技は素人だし大物のオーラないし、なんなんだコイツって思ってたけど・・・まさか本物の監督とは思わなかったよ。

記憶に残ったシーンは、リョウが小道具を投げてしまったシーン。裏方の職人さんの怒りにはすげえ共感できた。俺も似たような仕事をしてた時があって、「金じゃねえんだよ」のセリフでグッときた。

最後の100人斬りシーン

クライマックスの100人斬りシーンが、まだ続くんかよってくらい無駄に長い、正直だれた。唐沢さんがいくら頑張っても、歳もあるしやっぱ動きのキレは無いよね・・・

問題はCG・ワイヤーが使われてた事、は?なんで?ってなった。劇中のハリウッド監督は「ノーCG、ノーワイヤー」ってこだわってて、それが本庄を起用した理由になってるのに、普通にCG使っててどうしようもなく萎えた。

あのクソショボイCGのおかげで、この映画の説得力はなくなった。残念です。

 

おすすめ度 ★★☆☆☆