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そこは、神に見捨てられた街「ケープタウン」観てみた感想 

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南アフリカケープタウンで起きた殺人事件の真相に迫る2人の刑事。いまだ人種差別の傷の癒えないこの街で、2を人待ち受けている悲しい結末とは・・・重い空気の中展開するサスペンス・アクション!

 何年かぶりに衝動的にレンタルDVDを借りてみました。重い話なんだけど、案外面白かったんで紹介します。

 

ジーナ役のジョエル・カエンベさんが魅力的!!

普段は女も酒もだらしない「典型的クズ刑事設定」のブライアン、けどやっぱオーランド・ブルームが演じるとクソカッコいい。冒頭の全裸シーンで、すげえ肉体してんなーと感心するけど、役的にはもうちょいダラけた体のほうがリアルでしょ。あんなばっか酒飲んでてあの肉体美はねーよ。

 アリ役のウティカーの落ち着いた演技が好印象。表面上は真面目に仕事をこなす刑事だけど、過去の事件からのトラウマを払拭できずにいる、その微妙な感じの表現・表情がすごい。最後のシーンの「静かな執念」は見応えあります。

 ジーナ役のジョエル・カエンベさんがすっごい魅力的でした。今作の役はショボイ脇役ですが、オーラが半端ない!!って南アフリカではスゴイ有名な人らしい。彼女の醸し出す怪しい雰囲気がエロカッコいいんで、ぜひ注目して欲しいです。

 殺人事件の裏にある組織に少しずつ迫っていく展開で、話はあまり緩急なく淡々と進むし、全体の空気は重いけど、テンポがいいので結構引き込まれて観れてしまいます。暴力表現についてはそこまでグロくない、控えめな印象でした。(人による)